座布団のサイズ

一般的なサイズ

座布団には大きさによって、呼び名が異なります。また、呼び名とサイズは、どこへ行っても一致しているわけでなく、メーカーによって異なったりします。それらすべてを把握することは難しいので、ここでは一般的なサイズのみを取りあげます。

一般的なサイズ
サイズ読み寸法 横cm × 縦cm
銘仙判めいせんばん55×59
八端判はったんばん59×63
緞子判どんすばん63×68
大判おおばん銘仙判より大きなもの

銘仙判より小さいもので、木綿判、茶席判があり、緞子判より大きなもので、夫婦判があるようです。

また、大きな座布団のことを、部屋座布団と言われることがありますが、銘仙判より大きなサイズで、1枚単位で生産される座布団のことを指します。主に、法要座布団祝寿座布団のことを指します。


JIS規格でのサイズ

JIS規格に、座布団のサイズが規定されています。

座布団のサイズ
サイズ寸法 横cm × 縦cm
S51×55
M55×59
L59×63

Mが銘仙判で、Lが八端判に相当しているようです。


座布団の厚さ

同じサイズの座布団でも、お店が違ったら、厚みも違ってきますので、厚みは何センチとは言えません。同じサイズの座布団に、同じ綿の材質で、同じ目方を入れても、厚さが異なります。

例えば、化繊綿をパンパンに入れた座布団でしたら、分厚いです。綿100%のワタは、使い始めはパンパンでも、時間とともに弾力性が低下して、厚みが薄くなります。

長座布団や、ソファー用座布団は、厚さ5cm程度の薄手に作ります。これも、綿100%であれば、時間とともに薄くなります。

最後に、分厚い座布団は、クッション性が良すぎてお尻がフラフラして安定しないので、座り心地が悪いということを、付け加えておきます。