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かな索引「は」

倍房 (ばいふさ)

倍房とは、綴じ糸の本数を、通常よりも倍に増やしたのこと。また、そのように仕上げること。

足し房

パイマー枕 (ぱいまーまくら)

パイマー枕とは、太いストローを短く切ったような素材を使ったのこと。

端切れ (はぎれ)

端切れとは、布団などを仕立てるときに余った、生地の切れ端のこと。

(はさみ)

鋏とは、二枚の刃物を組み合わせて、それらの刃の部分をかみ合わせるように動く仕組みになっており、そのかみ合わせ部に物を挟んで動かすことによって、それを切断する道具。

鋏は、刃の接続方法により大きく二種類に分けられ、柄と刃の境目で接続しているX型と、柄の先端部で接続しているU型がある。X型の柄の先端には、鋏を握りやすくするために、指を入れるリング状のものが付いていることが多いく、その代表的なものに裁ち鋏がある。また、U型のことを握鋏と言う。

パジャマ (ぱじゃま)

パジャマとは、西洋風の寝間着のこと。

肌掛布団 (はだがけぶとん)

肌布団

肌布団 (はだぶとん)

肌布団とは、薄手の掛け布団のことで、夏用の掛けとして使用する。薄手で手軽に扱えることから、ごろ寝のときの掛けとしても、使用される。サイズは、一般にシングルサイズのみ。

肌掛布団

八端判(八反判) (はったんばん)

八端判(八反判)とは、約59×63[cm2]のサイズの座布団で、主に、お客様に出すのに用いる。普段用に使う、八端判よりも少し小さめの座布団のことを銘仙判と言い、この銘仙判と八端判で座布団の大半を占めていると思われる。

八端判は、お客様用の座布団であるため、その汚れ具合が、その家の繁栄度合いを表すとされている。そのため、八端判には座布団カバーを掛けて使用してはならず、が劣化などで汚くなった場合のみ、房の交換のみを行う。

座布団のサイズ

パッド (ぱっど)

パッドとは、薄手の敷きのこと。ベッドマットレス敷布団などの保温性や柔軟性が足りないときに、それらの上に敷いて使用する。特に、ベッドマットレスの上に敷いて使用するパッドを、ベッドパッドと言うが、それを煎餅布団の上に敷いて使用しても問題はないと、著者は思う。

敷きパッド

羽根 (はね)

羽根とは、グースやダックの芯の堅い鳥羽ねのこと。主に、のクッション材として使用され、このような枕のことを羽根枕と言う。羽根を中綿に用いた掛け布団のことを、羽根布団と言うが、この寝心地は値段が安いだけあって今ひとつである。

フェザー、 <->羽毛、 「布団の訪問販売

羽根掛け布団 (はねかけぶとん)

羽根布団とは、中綿羽根を用いた掛け布団のこと。単に、羽根布団と言われることの方が多い。羽毛布団よりも性質は劣る。

羽根布団 (はねぶとん)

羽根布団とは、中綿羽根を用いた布団のこと。羽根布団と言えば、羽根掛け布団のことを指すことが多い。

羽根布団は、羽毛布団と比べて、空気を含みにくいので、保温性が低く重い。また、羽根に芯があるため、羽根布団自体にゴワゴワした違和感があり寝にくい。その分、価格が非常に安いので、羽毛布団と間違って購入してしまう人も多い。羽毛布団の方が、明らかに品質が良く、値段も高いので、注意が必要である。

布団の訪問販売

羽布団 (はねぶとん)

羽布団とは、羽毛布団の古い呼び名。

羽根枕 (はねまくら)

羽根枕とは、クッション材に羽根を使ったのこと。

フェザーピロー、 「枕の種類

腹絎け (はらぐけ)

腹絎けとは、布団を仕立てるときに、生地の中に綿(わた)を入れ終えた後、その穴を絎けること。このとき、ロウ引きされた絎糸を用いると、中綿運針中の絎糸に絡まないので、仕上がりが美しくなる。

(はり)

針とは、一般に、縫い針のことを指す。まれに、待ち針ミシン針のことを指す場合もある。

張り替え (はりかえ)

張り替えとは、布団側地を張り替えること。

仕立て直し

針刺し (はりさし)

針刺しとは、使わないを刺して置いておく道具のこと。大きさは手のひらよりも小さい程度で、布でできた小さな袋の中に、綿や髪の毛などをきつく押し込んでいる。

針立て針山

針立て (はりたて)

針立てとは、針刺しのこと。

針山 (はりやま)

針山とは、針刺しのこと。

バルブ式圧縮袋 (ばるぶしきあっしゅくぶくろ) Valve type compressed bag

バルブ式圧縮袋とは、抜いた空気が戻らないようにするための逆止弁が付いた圧縮袋のこと。

空気を抜く作業は、掃除機で行うことが主流となっているため、空気を抜くための口は、掃除機のノズルの直径を考慮して設計してある。

番手 (ばんて)

番手とは、の太さの単位ひとつ。一定の重量の糸で、どれぐらいの長さになるかで値が決まる。そのため、デニールとは異なり、細い糸ほど値が大きくなる。布団を作る場合、箇所により番手が異なるが、特にこの場所にはこの番手の糸とは、決まっていない。

ハンドピック (はんどぴっく)

ハンドピックとは、羽毛の採取や、羽毛と羽根の分別を手作業で行うこと。または、そのように採取、分別された羽毛のこと。

HP、 <->マシーンピック、 ≒ライフハンドピック、「羽毛布団

ハンドプラッキング (はんどぷらっきんぐ)

ハンドピック

反毛 (はんもう)

反毛とは、毛布やカーペットなどの羊毛製品や綿製品などを綿(わた)状にすること。一般に、機械を使って反毛する。反毛された綿のことを、反毛綿と言う。

反毛の行程

反毛綿 (はんもうわた)

反毛綿とは、反毛された綿(わた)のこと。反毛綿は、リサイクルされた綿(わた)であると言える。


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