かな索引「た」
- 体圧分散 (たいあつぶんさん)
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体圧分散とは、寝ているときに体に掛かる圧力を分散してくれてくれること。上を向いて寝ているときは、お尻に圧力などの一点に圧力がかかって、血行が悪くなって寝返りの回数が多くなるが、体圧分散することによって、血行が阻害されにくくなる。
- 体圧分散マットレス (たいあつぶんさんまっとれす)
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体圧分散マットレスとは、体圧分散してくれるような素材や形状を用いたマットレスのこと。主な素材の種類に、水、空気、低反発ウレタンがあげられ、水のものはウォーターマットレス、低反発ウレタンのものは低反発マットレスと言われる。
- 大師布団 (たいしぶとん)
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大師布団とは、「四国霊場八十八カ所別格第八番十夜ヶ橋」の無病息災のお守りとなる、40cm×50cmの小さな掛け布団。作り方は、普通の掛け布団とほぼ同じで、十夜ヶ橋の下に安置されている横たわった弘法大師像の大きさに合わせたサイズ。愛媛県大洲市の布団屋さんが、大師布団を制作して納め、お祓いをすることにより「お守り布団」となり、無病息災のお守りとして、十夜ヶ橋大師堂で販売されている。
- ダウン (だうん)
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ダウンとは、羽毛の英語読み。
<->フェザー
- ダウンプルーフ加工 (だうんぷるーふかこう)
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ダウンプルーフ加工とは、羽毛布団を仕立てるときに、生地の繊維の隙間から羽毛が飛び出さないように、その隙間を埋める加工。この加工により、羽毛布団の吸湿性が悪くなるとも言われている。
- ダウンボール (だうんぼーる)
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ダウンボールとは、羽毛の粒のこと。羽毛の粒は、中央から柔らかい毛が放射線状に伸びたような球状をしているため、ダウンボールとも言われる。
- ダウン率 (だうんりつ)
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ダウン率とは、羽毛布団の中綿であるダウンの割合のこと。羽毛布団とはダウンの割合が50%以上のものを指すが、ダウン率が高いものほど不純物が少なく良質であると言え、市場には85%以上のものが多い。不純物の主な成分としてフェザーがあげられる。
- タオルケット (たおるけっと)
- タオル地 (たおるじ)
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タオル地とは、タオルのような肌触りの生地のこと。
- 抱き枕 (だきまくら) Hugging pillow
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抱き枕とは、抱いて寝られるような長細い枕のこと。単に枕が長くなったものだけではなく、体のラインに沿うように凹凸のあるものや、アニメ・キャラクターがプリントされたものもある。
- 足し房 (たしふさ)
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足し房とは、綴じ糸の本数が、通常よりも多い房こと。また、そのように仕上げること。主に、祝寿座布団や法要座布団など、座布団に高級感を持たせたい場合に、足し房にすることが多い。
≒倍房
- 多層式健康パッド (たそうしきけんこうぱっど)
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多層式健康パッドとは、丸三開発株式会社がリリースしている、健康敷布団の製品名。中綿には、主に羊毛やアクリルが使用されているが、それらをシート状に加工し、数枚重ねて布団に仕立てているところで、特許を取得している。
弾力性、保温性、放湿性、メンテナンス性が、すべて良好であるため、医療用としても使用されている。また、サイズのバリエーションが多く、ベッドサイズにも対応し、値段が手頃であるためか、多層式健康パッドを販売するサイトが増えてきているので、消費者に注目されてきていると言える。
多層式健康パッドの中綿は、1.ウール層とキャメル層、2.ウール層のみ、3.ウール層とポリエステル層の3種類であるが、どれも羊毛を50%以上使用しているため、圧縮羊毛布団に分類される。
- 畳ベッド (たたみべっど)
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畳ベッドとは、ベッドの表面に畳が組み込んであるベッドのことを指す。畳ベッドは、綿布団を敷いて使用するのだろうが、その場合には、布団の湿気の関係から、布団の上げ下げが必要であり、ベッド自体が場所を取ることもあって、メリットがあまりない。
- 裁ち鋏 (たちばさみ)
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裁ち鋏とは、生地を切るときに用いる大きな鋏のこと。てこの原理を利用して、親指の短いストロークで、大きく切ることができる。裁ち鋏の刃よりも大きな寸法の生地を切る場合は、端に鋏を入れた後に、ナイフで切るかのように滑らせて切ることが多い。そうすると、切る時間が短く、切り口が美しくなる。
- ダック (だっく)
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=アヒル
- 脱脂綿 (だっしめん)
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脱脂綿とは、木綿から油分や不純物を取り除いた木綿わたのこと。油分が抜けることによって、綿(わた)に水やアルコールなどが染み込み易くなる。
脱脂綿は医療用に用いられることが多いが、そういったものは滅菌されたものが多く、アルコール漬けのものもある。
脱脂綿を使ったキルトケットは、汗を吸い取ってくれるので、熱帯夜で重宝する。
- 縦糸 (たていと)
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縦糸とは、織物の織る方向に対して縦に入った糸のこと。
<=>横糸
- ダブル (だぶる)
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ダブルとは、ダブルサイズの略。
- ダブルサイズ (だぶるさいず)
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ダブルサイズとは、以下に示すような寸法の布団の標準サイズのこと。掛け布団:190[cm] × 210[cm], 敷布団:140[cm] × 200~210[cm]。ダブルサイズのことを、二人用や二人寝と言う場合もある。
「ふとんのサイズ」
- 垂れ (たれ)
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垂れとは、こたつ掛け布団が、こたつの天板からはみ出て、垂れている部分のこと。正しくは、天板から垂れている部分の長さから、炬燵の足の高さを引いた長さ。
垂れが短いと、こたつに入ったときに、掛けと敷きの間に隙間ができて、暖気が漏れてしまう。垂れが長いと、隙間はできにくいが、ゴワゴワして座りにくかったり、炬燵の廻りを歩くのに邪魔になったりする。炬燵で、ごろ寝をする人に、垂れが長めのこたつ掛け布団が、人気となっている。