かな索引「よ」
- 洋風仕立て (ようふうじたて)
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洋風仕立てとは、掛け布団の表側を、額縁のような枠をつけないで仕立る方法。そのように仕立てられた掛け布団のことを、洋布団と言う。
<->和風仕立て
- 洋布団 (ようぶとん)
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洋布団とは、洋風仕立ての綿掛け布団のこと。1970年頃から、カバーリングの普及と共に、木綿わたを用いた西洋風の掛け布団、つまり洋布団が生産されるようになった。それ以前の綿掛け布団は、すべて和布団で、シーツを被せて使用していた。
<->和布団
- 羊毛 (ようもう)
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羊毛とは、羊の毛のこと。場合によっては、キャメルやアルパカなどの毛も、木綿や絹と区別するために、羊毛に分類される。
=ウール
- 羊毛掛け布団 (ようもうかけぶとん)
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羊毛掛け布団とは、中綿に羊毛を重量比で50%以上使った掛け布団のこと。羊毛を毛玉にしたような綿(わた)が入っている。
≒羊毛布団
- 羊毛混 (ようもうこん)
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羊毛混とは、体積比で50%の羊毛と、それ以外の繊維を混ぜたもの。主に、羊毛昆布団の中綿のことを指す。体積比で50%の羊毛が入っていなくて、少しでも羊毛が入っていたら、羊毛昆としている場合もある。
- 羊毛混布団 (ようもうこんぶとん)
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中綿に、羊毛シートと化繊のシートを、体積比で50%づつ入れた敷布団のことを指すことが多い。このような布団の多くは、羊毛シートと化繊シートの間に、ウレタンフォームを入れてボリュームと持たせており、通気性が悪いので蒸れて寝にくいばかりか、現状的にリサイクルできないので粗大ゴミ増大の原因の一つにもなっている。
- 羊毛敷布団 (ようもうしきぶとん)
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羊毛敷布団とは、中綿に羊毛を重量比で50%以上使った敷布団のこと。この敷布団は、羊毛を圧縮してシート状にし、それを数枚重ねたものが中綿として入っていることが多い。このような羊毛敷布団を、中綿が多層になっていることから、多層式羊毛敷布団や多層式敷布団などと言う。
- 羊毛肌布団 (ようもうはだぶとん)
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羊毛肌布団とは、中綿に羊毛を重量比で50%以上使った肌布団。羊毛肌布団は不思議と、冬は暖かく、夏は涼しい。そのため、真冬には毛布代わりに、真夏には掛け布団として使用することができる。
≒羊毛布団
- 羊毛布団 (ようもうぶとん)
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羊毛布団とは、中綿に羊毛を重量比で50%以上使った布団のこと。単に羊毛布団と言った場合は、羊毛敷布団を指す場合が多い。羊毛布団の主な特徴は、湿気を放出する能力が非常に高いため、寝ていて蒸れることが少なく、綿布団のように頻繁に干す必要がないが、汚れても家庭で洗濯ができない。
「羊毛布団」
- 横糸 (よこいと)
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横糸とは、織物の織る方向に対して横に入った糸のこと。
<=>縦糸
- 四幅 (よはば)
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四幅とは、幅が約134[cm]の生地のこと。
≒一幅
- 撚り (より)
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撚りとは、細い数本の糸を撚って、1本の糸に仕上げてあることが多いが、撚ってある様のことを言う。または、その本数の単位。
≒3本撚り