シーツ

シーツの概要

シーツとは

白いシーツを掛けたベッド

シーツとは、布団カバーと違い、布団に被せて使用する布で、チャックが付いていないものを言います。チャックが付いていて、布団などを中に入れてしまうようなものは、布団カバーに分類されます。

シーツを布団に被せたら、余った部分を布団の下に織り込んで使います。

また、シーツの縁全体がゴムになっているものもあり、布団やベッドマットレスを包み込んで使います。そのようなシーツを、ボックスシーツ、又はボックスカバーと言います。

シーツの特徴

シーツは布団を覆うことによって、布団の汚れや損傷を防いでくれます。

1枚の布団に対して、シーツは洗濯時の代えとして2枚以上持っていることをお勧めします。汗を多くかく人、または子供はシーツが汚れやすいので、ブロード地のような丈夫で何度でも洗えるものを選ぶと良いと思います。

色は、一昔前までは白が主流でしたが、最近では様々な絵柄や色,サイズがあるので、カタログなどで自分の欲しいものを購入できます。

ベッドマットレスにはボックスシーツ、布団には布団カバーを用いることが多くなってきており、一般家庭においてはシーツの需要はほとんど無くなってきています。

防水シーツ

防水シーツとは、水を通さないポリウレタンなどの材質でコーティングされたシーツで、布団やベッドの上に敷いて使用します。なぜ防水かは、ご存じのように、おねしょ対策です。寝ている間におねしょをして、布団がおしっこで汚れないようにするために、防水シートを敷いて寝ます。

肌触りを良くするために、シーツの裏側のみにコーティングが施されています。中には、抗菌や消臭機能が付いた機能性繊維を使っているものがあります。

防水シーツは、子供サイズが多いのですが、子供サイズは規格が統一されていませんので、サイズの間違いにご注意ください。それと、電気毛布などの発熱をする製品と組み合わせて使用する場合は、耐久性や寿命の問題がでてきますので、お買い求めのときはご注意ください。


洗濯方法

洗濯は、基本的にブロード地のシーツなら、何も考えずに洗濯機でできます。

干すときは大きな物干しが必要ですが、衣類などと比べると早く乾きます。また、シーツは、乾くと風で飛びやすいので、干すときに洗濯バサミでしっかりと止めて下さい。

乾いたら、そのまま使用できます。シワが気になるのでしたら、アイロンを掛けてください。

防水シーツの場合は、洗濯時のダメージで、コーティング材が破れては、元も子もないので、毛布用洗濯ネットに入れて洗った方が良いです。



シーツの価格

シーツ

生地の材質にもよりますが、シングルサイズ用の白いシーツで、2,000円程度と、非常に安価です。

ボックスシーツ

ボックスシーツは、シングルサイズで5,000円程度。ダブルサイズで、6,500円程度です。

防水シーツ

防水スシーツの価格は、子供用は1,500円程度、介護用は3,000円程度です。機能、サイズによって異なってきます。