こたつ布団

こたつ布団について

こたつ布団とは

こたつ布団とは、こたつ(炬燵)の下に敷いたり、こたつの上に掛けたりして使用する布団のことです。通常は、こたつ敷布団こたつ掛け布団を合わせて使用しますが、夏ではこたつ敷きだけを敷いている人もいます。

こたつ布団カバー

こたつで食事をしますので、こたつ布団が汚れやすいと思います。そこで、こたつ掛け布団には、こたつ布団カバーを掛けます。こたつ敷布団にはこたつ布団カバーをあまり掛けないのですが、どうしても掛けたいというのであれば、作ってもらうことができます。

こたつ布団のオーダーメイド

特に掘りごたつの場合ですが、掘りごたつのサイズは通常は畳半畳か一畳なのですが、大工さんの仕立てによっては、サイズが統一されていません。そういった掘りごたつ布団は、オーダーメイドで作ってもらうことができます。

布団屋さんで作ってもらった炬燵布団は、スーパーで売られている炬燵布団と比べてとても厚手なので、保温性が高く、さわり心地が良いです。

こたつ布団を作ってくれる店


こたつ布団の形

こたつ布団の形にはいろいろなものがございます。

正方形・長方形こたつ布団

正方形や長方形のこたつ布団が一般的なこたつ布団です。こたつ布団の垂れが長いとごろ寝がしやすいです。長方形こたつ布団の大きさは、正方形のものと比べて大きいことが多いです。また、正方形こたつ布団には省スペースこたつ布団もございます。

円形こたつ布団

円形のテーブルに使用するこたつ布団です。円形こたつ布団は、テーブルのサイズに合わせてきっちり作っておかないと、四角形のこたつ布団と比べて垂れの長さが調整できませんので、使い心地が悪くなります。

楕円形こたつ布団

最近では、楕円形のテーブルの炬燵も出てきました。楕円形のテーブルはサイズの規格が定まっていません。ということは、楕円形こたつ布団のサイズも規格がございません。ということで、楕円形のこたつ布団を作っている業者はまだまだ少ないです。楕円形こたつ布団が必要な場合は、楕円形テーブルとこたつ布団がセットになっているものを購入するか、オーダーメイドになります。

掘りごたつ布団

通常は掘りごたつのサイズは、畳の大きさを基準にして、半畳か一畳の大きさです。掘りごたつも楕円形こたつと同様に、サイズが規格外のこともございます。大工さんが余った廃材を利用してサービスで掘りごたつを作ってくれることもございますので、そういった場合には規格外のサイズになります。こういた規格外のサイズの掘りごたつ布団は、オーダーメイドということになります。


こたつ布団の手入れ

布団干し

こたつ布団は、こたつのスイッチをONにすると、内部が高温になりますので、布団が干されているような状態になります。こたつ布団を干すということは、通常の布団を干す理由としての湿気を飛ばすためではなく、気持ちの問題だと思います。

こたつ布団を干すときは、冬も近づき、こたつ布団を押入から出してくるときと、春になってこたつが必要でなくなったときではないでしょうか?

布団クリーニング

こたつ布団も布団クリーニングができます。ものすごく薄手のこたつ布団で、化繊100%のものでしたら、大型の洗濯ネットに入れて洗濯をしたら良いと思います。

布団クリーニングでは、こたつ布団は通常の布団と比べて割安です。なぜなら、こたつ布団はとても薄っぺらいものだと思われているためです。それだけ、薄っぺらいものが流通しているということだと思います。ところが、布団屋さんで作られたこたつ布団は厚手です。この場合でも、「こたつ布団です!」と言えば薄手の値段で布団クリーニングをしてもらえることがございます。

こたつ布団の収納

こたつ布団を収納するときは、収納してしまうと半年は出してこないので、よく干して乾燥させてから、大きなビニール袋に入れてた方が良いです。できれば、布団クリーニングに出してから、収納時に脱酸素剤を入れて防虫をしておくと良いと思います。